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12.5. ruby

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12.5.1. 説明

rhscl/ruby-30-rhel7 イメージは、アプリケーションをビルドして実行する Ruby 3.0 プラットフォームを提供します。rhscl/ruby-27-rhel7 イメージは Ruby 2.7 プラットフォームを提供します。

npm を使用する Node.js は事前にインストールされます。

12.5.2. アクセス

rhscl/ruby-30-rhel7 イメージをプルするには、root で以下のコマンドを実行します。

# podman pull registry.redhat.io/rhscl/ruby-30-rhel7

rhscl/ruby-27-rhel7 イメージをプルするには、root で以下のコマンドを実行します。

# podman pull registry.redhat.io/rhscl/ruby-27-rhel7

12.5.3. 設定

環境変数を設定するには、ソースコードリポジトリー内の .s2i/environment ファイルにキーと値のペアとして配置できます。

変数名説明

RACK_ENV

この変数は、Ruby アプリケーションが (上書きされない限り) デプロイされる環境 (productiondevelopmenttest) を指定します。各レベルは、ロギングの詳細度、エラーページ、Ruby gem インストールなどに関して動作が異なります。アプリケーションアセットは、RACK_ENVproduction に設定されている場合にのみコンパイルされることに注意してください。

DISABLE_ASSET_COMPILATION

true に設定されたこの変数は、アセットコンパイルプロセスがスキップされることを示します。これは、アプリケーションが production 環境で実行される場合のみ実行されるため、アセットがすでにコンパイルされている場合のみ使用してください。

PUMA_MIN_THREADSPUMA_MAX_THREADS

これらの変数は、Puma のスレッドプールで利用可能な最小および最大のスレッドを示します。

PUMA_WORKERS

この変数は、起動する worker プロセスの数を示します。Puma の クラスターモード に関するドキュメントを参照してください。

RUBYGEM_MIRROR

この変数を設定して、カスタム RubyGems のミラー URL を使用して、ビルドプロセス中に必要な gem パッケージをダウンロードします。

S2I スクリプトを機能させるには、アプリケーションの Gemfile に puma または rack gem を含める必要があります。

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