2.4.4. タスクの最大数を指定


コネクターは、Kafka にデータを出し入れするタスクを作成します。各コネクターは、タスクを実行するワーカー Pod のグループ全体に分散される 1 つ以上のタスクで構成されます。

タスクは並行して実行されます。ワーカーには 1 つ以上のタスクが割り当てられます。1 つのタスクが 1 つのワーカー Pod によって処理されるため、タスクよりも多くのワーカー Pod は必要ありません。ワーカーよりも多くのタスクがある場合、ワーカーは複数のタスクを処理します。

tasksMax プロパティーを使用して、MirrorMaker 設定でコネクタータスクの最大数を指定できます。タスクの最大数を指定しない場合、デフォルト設定のタスク数は 1 つです。インフラストラクチャーが処理のオーバーヘッドをサポートする場合、この数字を大きくするとスループットが向上されます。

MirrorMaker コネクターの tasksMax 設定

apiVersion: kafka.strimzi.io/v1beta2
kind: KafkaMirrorMaker2
metadata:
  name: my-mirror-maker2
spec:
  # ...
  mirrors:
  - sourceCluster: "my-cluster-source"
    targetCluster: "my-cluster-target"
    sourceConnector:
      tasksMax: 10
  # ...
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ソースコネクターの場合、可能なタスクの最大数は、ソースクラスターからレプリケートされるパーティションごとに 1 つです。チェックポイントコネクターの場合、可能なタスクの最大数は、ソースクラスターからレプリケートされるグループごとに 1 つです。これらのコネクターに対して開始されるタスクの数は、可能な最大タスク数と tasksMax の値のいずれか低い値です。

ハートビートコネクターは常に単一のタスクを使用します。

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