17.3.2. トレースバックメッセージの保存

グラフィカルインストールプロセス中に anaconda でエラーが発生すると、クラッシュレポートのダイアログボックスが表示されます。

図17.1 クラッシュレポートのダイアログボックス

クラッシュレポートのダイアログボックス
Details
エラーの詳細を表示します。

図17.2 クラッシュの詳細

クラッシュの詳細
保存
エラーの詳細をローカルまたはリモートに保存します。
終了
インストールプロセスを終了します。
メインダイアログから Save を選択した場合は、以下のオプションから選択できます。

図17.3 レポーターの選択

レポーターの選択
ロガー
指定した場所にあるローカルのハードドライブにログファイルとしてエラーの詳細を保存します。
Red Hat Customer Support
サポートが必要な場合は、カスタマーサポートにクラッシュレポートを送信します。
Report uploader
圧縮されたバージョンのクラッシュレポートを Bugzilla または任意の URL にアップロードします。
レポートを送信する前に、Preferences をクリックして宛先を指定するか、認証情報を指定します。設定する必要のあるレポート方法を選択し、Configure Event をクリックします。

図17.4 レポーターの設定

レポーターの設定
ロガー
ログファイルのパスとファイル名を指定します。既存のログファイルに追加する場合は、Append を確認してください。

図17.5 ログファイルのローカルパスの指定

ログファイルのローカルパスの指定
Red Hat Customer Support
レポートがカスタマーサポート となり、アカウントにリンクされるように、Red Hat Network のユーザー名とパスワードを入力します。URL が事前に入力され、SSL がデフォルトでチェックされていることを確認 します。

図17.6 Red Hat Network の認証情報を入力します。

Red Hat Network の認証情報を入力します。
Report uploader
クラッシュレポートの圧縮バージョンをアップロードするための URL を指定します。

図17.7 クラッシュレポートをアップロードするための URL を入力します。

クラッシュレポートをアップロードするための URL を入力します。
Bugzilla
Bugzilla のユーザー名とパスワードを入力して、クラッシュレポートを使用して Red Hat のバグ追跡システムでバグを延期します。URL が事前に入力され、SSL がデフォルトでチェックされていることを確認 します。

図17.8 Bugzilla 認証の詳細を入力します。

Bugzilla 認証の詳細を入力します。
設定を入力したら、OK をクリックしてレポート選択ダイアログに戻ります。問題の報告方法を選択し、Forward をクリックします。

図17.9 レポートデータの確認

レポートデータの確認
これで、含まれる問題の選択を解除して、レポートをカスタマイズできるようになりました。完了したら、Apply をクリックします。

図17.10 report in progress

report in progress
この画面には、ログの送信または保存のエラーなど、レポートの結果が表示されます。Forward をクリックして続行します。

図17.11 実行されたレポート

実行されたレポート
レポートが完了しました。Forward をクリックして、レポート選択ダイアログに戻ります。別のレポートを作成するか、Close をクリックしてレポートユーティリティーを終了してから Exit をクリックしてインストールプロセスを閉じます。
重要
この情報は、ヘッドレス IBM System p システムのユーザーには適用されません。
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