13.2.3. 初期 RAM ディスク更新の準備

重要
これは、他の方法でドライバーの更新を実行できない場合にのみ考慮する必要がある高度な手順です。
Red Hat Enterprise Linux インストールプログラムは、RAM ディスクからインストールプロセスの初期段階で更新を読み込むことができます。これは、ディスク であるかのように一時的に動作するコンピューターのメモリー領域です。これと同じ機能を使用して、ドライバーの更新を読み込むことができます。インストール時にドライバーの更新を実行するには、コンピューターが yaboot インストールサーバーから起動でき、ネットワークで利用できる必要があります。yaboot インストールサーバーの使用方法については、30章インストールサーバーのセットアップ を参照してください。
インストールサーバーでドライバーの更新を利用できるようにするには、以下を実行します。
  1. ドライバー更新イメージファイルをインストールサーバーに配置します。通常、これは、Red Hat またはハードウェアベンダーが指定するインターネット上の場所からサーバーにダウンロードすることで行います。ドライバー更新イメージファイルの名前は、.iso で終わります。
  2. ドライバー更新イメージファイルを /tmp/initrd_update ディレクトリーにコピーします。
  3. ドライバー更新イメージファイルの名前を dd.img に変更します。
  4. コマンドラインで、/tmp/initrd_update ディレクトリーに移動し、以下のコマンドを入力して、Enter を押します。
    find . | cpio --quiet -o -H newc | gzip -9 >/tmp/initrd_update.img
    
  5. /tmp/initrd_update.img ファイルを、インストールに使用するターゲットを保持しているディレクトリーにコピーします。このディレクトリーは、/var/lib/tftpboot/yaboot/ ディレクトリーの下にあります。たとえば、/var/lib/tftpboot/yaboot/rhel6/ は、Red Hat Enterprise Linux 6 の yaboot インストールターゲットを保持する可能性があります。
  6. /var/lib/tftpboot/yaboot/yaboot.conf ファイルを編集し、作成した初期 RAM ディスクの更新を含むエントリーを以下の形式で追加します。
    image=target/vmlinuz
    label=target-dd
    initrd=target/initrd.img,target/dd.img
    
    ここで、target は、インストールに使用するターゲットに置き換えます。
インストール時に初期 RAM ディスクの更新を使用する方法については、「ドライバー更新を含むインストールサーバーターゲットの選択」 を参照してください。

例13.1 ドライバー更新イメージファイルからの初期 RAM ディスク更新の準備

この例では、driver_update.iso はインターネットからインストールサーバーのディレクトリーにダウンロードしたドライバー更新イメージファイルです。起動したいインストールサーバーのターゲットは /var/lib/tftpboot/yaboot/rhel6/にあります。
コマンドラインで、ファイルを保持するディレクトリーに移動し、以下のコマンドを入力します。
$ cp driver_update.iso /tmp/initrd_update/dd.img
$ cd /tmp/initrd_update
$ find . | cpio --quiet -c -o -H newc | gzip -9 >/tmp/initrd_update.img
$ cp /tmp/initrd_update.img /tftpboot/yaboot/rhel6/dd.img
/var/lib/tftpboot/yaboot/yaboot.conf ファイルを編集し、以下のエントリーを追加します。
image=rhel6/vmlinuz
label=rhel6-dd
initrd=rhel6/initrd.img,rhel6/dd.img
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