2.3. LVM 物理ボリュームの削除


pvremove コマンドを使用して、LVM で使用する物理ボリュームを削除できます。

前提条件

  • 管理アクセスがある。

手順

  1. 物理ボリュームをリスト表示して、削除するデバイスを特定します。

    # pvs
    
      PV           VG Fmt  Attr PSize  PFree
      /dev/sdb       lvm2 ---  28.87g 28.87g
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  2. 物理ボリュームを削除します。

    # pvremove /dev/sdb
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    /dev/sdb は、物理ボリュームに関連付けられたデバイスの名前に置き換えます。

    注記

    物理ボリュームがボリュームグループに含まれている場合は、まずボリュームグループから削除する必要があります。

    • ボリュームグループに複数の物理ボリュームが含まれている場合は、vgreduce コマンドを使用します。

      # vgreduce VolumeGroupName /dev/sdb
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      VolumeGroupName は、ボリュームグループの名前に置き換えます。/dev/sdb は、デバイスの名前に置き換えます。

    • ボリュームグループに物理ボリュームが 1 つだけ含まれている場合は、vgremove コマンドを使用します。

      # vgremove VolumeGroupName
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      VolumeGroupName は、ボリュームグループの名前に置き換えます。

検証

  • 物理ボリュームが削除されたことを確認します。

    # pvs
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