4.14.2. cachefilesd サービスのインストールと設定
Red Hat Enterprise Linux は、cachefiles キャッシュバックエンドのみを提供します。cachefilesd サービスは、cachefiles を起動および管理します。/etc/cachefilesd.conf ファイルは、cachefiles によるキャッシュサービスの提供方法を制御します。
前提条件
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/var/cache/fscache/ディレクトリーの下にマウントされるファイルシステムは、ext3、ext4、またはxfsです。 -
/var/cache/fscache/の下にマウントされたファイルシステムは、拡張属性を使用します。これは、RHEL 8 以降でファイルシステムを作成した場合のデフォルトです。
手順
cachefilesdパッケージをインストールします。# dnf install cachefilesdcachefilesdサービスを有効にして起動します。# systemctl enable --now cachefilesd
検証
fscオプションを使用して NFS 共有をマウントし、キャッシュを使用します。共有を一時的にマウントするには、次のように入力します。
# mount -o fsc server.example.com:/nfs/projects/ /mnt/共有を永続的にマウントするには、
/etc/fstabファイルのエントリーにfscオプションを追加します。<nfs_server_ip_or_hostname>:/<exported_share> <mount point> nfs fsc 0 0
FS キャッシュの統計情報を表示します。
# cat /proc/fs/fscache/stats詳細は、以下を参照してください。
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/usr/share/doc/cachefilesd/READMEファイル -
kernel-docパッケージにより提供されている/usr/share/doc/kernel-doc-<kernel_version>/Documentation/filesystems/caching/fscache.rst
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