4.14. クラウド環境の RHEL
cloud-init は、NetworkManager キーファイルをサポートする
この更新により、cloud-init
ユーティリティーは NetworkManager (NM) キーファイルを使用して、作成されたクラウドインスタンスのネットワークを設定できるようになりました。
デフォルトでは、cloud-init
は、依然としてネットワークセットアップに sysconfig
メソッドを使用することに注意してください。代わりに NM キーファイルを使用するように cloud-init
を設定するには、/etc/cloud/cloud.cfg
を編集し、network-manager
をプライマリーネットワークレンダラーとして設定します。
# cat /etc/cloud/cloud.cfg network: renderers: ['network-manager', 'eni', 'netplan', 'sysconfig', 'networkd']
Bugzilla:2219528[1]
cloud-init
が ESXi 上でデフォルトで VMware データソースを使用するようになる
VMware vSphere クラウドプラットフォームなどの VMware ESXi ハイパーバイザーを使用するホスト上に RHEL 仮想マシン (VM) を作成する場合。これにより、cloud-init
を使用して RHEL の ESXi インスタンスを作成する際のパフォーマンスと安定性が向上します。ただし、ESXi は Open Virtualization Format (OVF) データソースと引き続き互換性があり、VMware のデータソースが使用できない場合でも OVF データソースを使用できる点に留意してください。
Bugzilla:2230777[1]