第11章 REST インターフェース
Red Hat JBoss Data Grid は、REST インターフェースを提供します。REST API の主な利点は、クライアントとサーバー間で疎結合が可能になることです。クライアントライブラリーおよびバインディングの特定のバージョンに対する依存性がなくなります。REST API によりオーバーヘッドが発生し、REST クライアントまたはカスタムコードが REST コールを認識し、作成する必要があります。
JBoss Data Grid の REST API と対話するには、HTTP クライアントライブラリーのみが必要です。Java の場合は、Apache HTTP Commons Client が推奨されます。または、java.net API を使用できます。
重要
以下の例では、REST セキュリティーが REST コネクターで無効にされていることを前提とします。REST セキュリティーを無効にするには、コネクターから
security-domain および auth-method パラメーターを削除します。
11.1. Ruby クライアントコード リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
以下のコードは ruby を使用して Red Hat JBoss Data Grid REST API と対話する例です。提供されたコードは特別なライブラリーを必要とせず、標準的な net/HTTP ライブラリーで十分です。
例11.1 Ruby での REST API の使用