1.2. Builds 1.4 のリリースノート


Builds 1.4 は OpenShift Container Platform 4.15、4.16、4.17、および 4.18 で利用できるようになりました。

1.2.1. 新機能

以下のセクションでは、Builds 1.4 の主な新機能を説明します。

  • 今回の更新により、Builds for OpenShift は Shipwright v0.15 コンポーネントをデプロイします。
  • 今回の更新により、オプションの spec.tolerations 値を使用して、Builds Pod の toleration を指定できるようになりました。
  • 今回の更新により、オプションの spec.nodeSelector 値を使用して、Builds を実行するノードを指定できるようになりました。
  • 今回の更新により、オプションの spec.schedulerName 値を使用して、Builds Pod のスケジューラーを指定できるようになりました。
  • 今回の更新により、buildah ストラテジーの target フラグがマルチステージビルドで使用できるようになりました。フラグを使用して、ビルドを停止するステージを指定します。
  • 今回の更新により、Red Hat OpenShift Operator の Builds 時にクラスターモニタリングを有効にできるようになりました。

    • GUI インストールでは、namespace の選択でクラスターモニタリングを有効にするオプションを使用できます。
    • CLI のインストールの場合は、以下に示すように "openshift-builds" namespace に cluster-monitoring ラベルを設定します。

      apiVersion: v1
      kind: Namespace
      metadata:
        labels:
          openshift.io/cluster-monitoring: "true"
        name: openshift-builds
      Copy to Clipboard Toggle word wrap

1.2.2. 修正された問題

以下のリストは、Builds 1.4 で修正された問題を示しています。

  • この更新前は、Shared Resource CSI ドライバーの検証 Webhook は Red Hat OpenShift Service on AWS (ROSA) クラスターにデプロイされませんでした。これにより、コンポーネントのデプロイメントは永続的に pending 状態になりました。この変更により、Webhook が ROSA に正常にデプロイされるようになりました。
  • 以前は、OpenShift でユーザーワークロードモニタリングを有効にすると、Builds for Red Hat OpenShift Operator によって PrometheusOperatorRejectedResources アラートがトリガーされていました。この修正により、Builds for Red Hat OpenShift Operator が正しく設定され、サービスモニターはユーザーワークロードモニタリングスタックによって取得されなくなります。
  • この更新前は、ローカルソースコードから Builds を実行できませんでした。この更新により、問題が修正されました。

1.2.3. 非推奨の機能

次のセクションでは、Builds 1.4 で非推奨になった機能を説明します。

  • この更新により、次のチャネルが非推奨になります。

    • builds-1.0
    • builds-1.1
    • builds-1.2

代わりに、builds-1.4 チャネルを使用してください。

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