6.2. 既知の問題


本セクションでは、既知の問題および軽減策を説明します。

移行した仮想マシンに QEMU ゲストエージェントがインストールされない

移行した仮想マシンに QEMU ゲストエージェントがインストールされませんでした。回避策: 移行後のフックで QEMU ゲストエージェントをインストールします。(BZ#2018062)

ネットワークマップが "Destination network not found" エラーを表示する

ネットワークマップが NotReady 状態のままで、NetworkMap マニフェストに Destination network not found というエラーが表示される場合、原因はネットワークアタッチメント定義の欠落です。ネットワークマップを作成する前に、追加の移行先ネットワークごとに ネットワークアタッチメント定義 を作成する必要があります。(BZ#1971259)

ウォーム移行が、3 つ目の事前コピー時に停止する

ウォーム移行では、変更したブロック追跡スナップショットを使用して、事前コピー段階中にデータをコピーします。スナップショットは、デフォルトでは 1 時間間隔で作成されます。スナップショットが作成されると、そのコンテンツが移行先クラスターにコピーされます。ただし、3 つ目のスナップショットが作成されると、最初のスナップショットが削除され、ブロック追跡が失われます。(BZ#1969894)

この問題を軽減するには、以下のいずれかを実行できます。

  • カットオーバー段階は、事前コピーの段階が開始してから 1 時間以内に開始し、内部のスナップショットが 1 つだけ作成されるようにします。
  • vm-import-controller-config config map のスナップショットの間隔を 720 分に増やします。

    $ oc patch configmap/vm-import-controller-config \
      -n openshift-cnv -p '{"data": \
      {"warmImport.intervalMinutes": "720"}}'
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