3.3. 既知の問題


本リリースには、以下の既知の問題があります。

RHV からの一部のウォーム移行は失敗することがある

RHV からの複数の仮想マシンのウォーム移行の移行計画を実行すると、一部の仮想マシンの移行がカットオーバー段階で失敗する場合があります。その場合は、移行計画を再開し、最初の実行で失敗した仮想マシン移行のカットオーバー時間を設定します。(BZ#2063531)

ウォーム移行後にスナップショットが削除されない

RHV 仮想マシンのウォーム移行が成功した後に、移行コントローラーサービスでは、スナップショットが自動的に削除されません。スナップショットは手動で削除 できます。(BZ#22053183)

ソース仮想マシンでスナップショット操作が実行されると、RHV からのウォーム移行が失敗する

移行スナップショットがスケジュールされているときにユーザーがソース仮想マシンでスナップショット操作を実行すると、ユーザーのスナップショット操作が終了するのを待つのではなく、移行が失敗します。(BZ#2057459)

移行した仮想マシンに QEMU ゲストエージェントがインストールされない

移行した仮想マシンに QEMU ゲストエージェントがインストールされませんでした。回避策: 移行後のフックで QEMU ゲストエージェントをインストールします。(BZ#2018062)

移行計画を削除しても、一時的なリソースは削除されない

移行計画を削除しても、importer Pod、conversion Pod、config map、シークレット、失敗した VM、データボリュームなどの一時的なリソースは削除されません。(BZ#2018974) 一時的なリソースをクリーンアップするために、移行計画を削除する前にアーカイブする必要があります。

オペレーティングシステムがない仮想マシンの不明瞭なエラーステータスメッセージ

Web コンソールの Migration plan details ページに表示される、オペレーティングシステムが存在しない仮想マシンのエラーステータスメッセージに、障害の理由が記載されていないという問題がありました。(BZ#2008846)

ログアーカイブファイルに削除済み移行計画や仮想マシンのログが含まれる

移行計画を削除した後に同じ名前の新しい移行計画を実行したり、移行した仮想マシンを削除した後に移行元の仮想マシンを再移行したりすると、MTV Web コンソールで作成されるログアーカイブファイルに、削除された移行計画や仮想マシンのログが含まれる場合があります。(BZ#2023764)

暗号化されたパーティションを含む仮想マシンの移行が変換中に失敗する

この問題は、vSphere と RHV の両方の移行で発生します。

MTV 2.3.4 のみ: 移行元プロバイダーが RHV の場合は、ネットワークマッピングの段階またはストレージマッピングの段階で移行計画の複製に失敗する

考えられる回避策: ブラウザーのキャッシュを削除するか、ブラウザーを再起動します。(BZ#2143191)

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