3.2.5. IoT サービスのインストール
AMQ Online で IoT 機能の使用を開始するには、まず IoT サービスをインストールする必要があります。
手順
(オプション)
amq-online-infra
以外のプロジェクトにデプロイする場合は、次のコマンドを実行し、後続の手順でamq-online-infra
を置き換える必要があります。sed -i 's/amq-online-infra/my-project/' install/preview-bundles/iot/*.yaml
IoT バンドルをデプロイします。
oc apply -f install/preview-bundles/iot
MQTT プロトコルアダプターの証明書を作成します。テスト目的で、自己署名証明書を作成できます。
./install/components/iot/examples/k8s-tls/create oc create secret tls iot-mqtt-adapter-tls --key=install/components/iot/examples/k8s-tls/build/iot-mqtt-adapter-key.pem --cert=install/components/iot/examples/k8s-tls/build/iot-mqtt-adapter-fullchain.pem
スクリプトを呼び出すときに環境変数
NAMESPACE
を設定して、deploy
スクリプトがキーと証明書をインストールする namespace をオーバーライドできます。以下に例を示します。NAMESPACE=my-namespace ./install/components/iot/examples/k8s-tls/deploy
注記クラスターが
localhost
で実行されていない場合には、外部クライアント (MQTT など) が適切なサービスに適切に接続できるように、証明書を作成するときにクラスターのホスト名を指定する必要があります。以下に例を示します。CLUSTER=x.x.x.x.nip.io install/components/iot/examples/k8s-tls/create
(オプション) PostgreSQL サーバーをインストールし、データベースを作成します。
oc apply -f install/components/iot/examples/postgresql/deploy
すでに PostgreSQL インスタンスがあり、それにアクセスするユーザーでデータベースを作成した場合は、この手順を省略できます。
データベーススキーマを適用します。
作成したデータベースインスタンスで次の SQL ファイルを実行する必要があります。設定によっては、データベース管理者権限が必要になる場合があります。
-
install/components/iot/examples/postgresql/create.sql
-
install/components/iot/examples/postgresql/create.devcon.sql
データベースに接続された
psql
コマンドを使用して、SQL ファイルを実行できます。以下は、前の手順で説明したように PostgreSQL をインストールしたときに、コンテナー内からpsql
を実行する方法の例を示しています。oc exec -ti deployment/postgresql -- bash -c "PGPASSWORD=user12 psql device-registry registry" < install/components/iot/examples/postgresql/create.sql oc exec -ti deployment/postgresql -- bash -c "PGPASSWORD=user12 psql device-registry registry" < install/components/iot/examples/postgresql/create.devcon.sql
-
IoT インフラストラクチャー設定の例をインストールします。
oc apply -f install/components/iot/examples/iot-config.yaml