第9章 Red Hat Edge Manager のトラブルシューティング
Red Hat Edge Manager でデバイスを操作するときには、設定、接続、またはデプロイに関連する問題が発生することがあります。これらの問題をトラブルシューティングするには、デバイス設定の適用方法、ログの確認方法、デバイスとサービス間の通信の検証方法を理解する必要があります。
9.1. デバイスの有効な目的の設定の表示
flightctl get device
コマンドを実行しても、返されるデバイスマニフェストには、外部の設定とシークレットオブジェクトへの参照しか含まれていません。この参照がサービスによって実際の設定とシークレットのデータに置き換えられるのは、デバイスのエージェントがサービスに照会した場合だけです。これにより、潜在的な機密データの保護が強化される一方で、問題のある設定のトラブルシューティングが難しくなります。このような理由から、サービスからエージェントに渡される有効な設定を照会する権限がユーザーに与えられる場合があります。
手順
有効な設定を照会するには、次のコマンドを使用します。
flightctl get device/${device_name} --rendered | jq
flightctl get device/${device_name} --rendered | jq
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