6.3. オペレーティングシステムの更新


デバイスのオペレーティングシステムを更新するには、デバイス仕様内のターゲットオペレーティングシステムイメージ名またはバージョンを更新します。エージェントがサーバーと通信すると、エージェントは要求された更新を検出します。その後、エージェントはバックグラウンドで、新しいオペレーティングシステムのバージョンのダウンロードと検証を自動的に開始します。Red Hat Edge Manager エージェントは、更新ポリシーに従って実行される実際のシステム更新をスケジュールします。スケジュールされた更新時に、エージェントは現在実行中のオペレーティングシステムを中断することなく、新しいバージョンをインストールします。最後に、デバイスは新規バージョンで再起動します。

Red Hat Edge Manager は現在、以下のイメージタイプとイメージ参照形式をサポートしています。

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イメージタイプイメージ参照

bootc

コンテナーレジストリーへの OCI イメージ参照。例: quay.io/flightctl-example/rhel:9.5

プロセス中に、エージェントはステータスの更新をサービスに送信します。デバイスのステータスを表示することで、更新プロセスを確認できます。

詳細は、デバイスの表示 を参照してください。

6.3.1. CLI でのオペレーティングシステムの更新

CLI を使用してデバイスを更新します。

以下の手順を実行します。

手順

  1. 次のコマンドを実行して、デバイスの現在のリソースマニフェストを取得します。

    flightctl get device/<device_name> -o yaml > my_device.yaml
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  2. Device リソースを編集して、新しいオペレーティングシステムの名前とバージョンターゲットを指定します。

    apiVersion: flightctl.io/v1alpha1
    kind: Device
    metadata:
      name: <device_name>
    spec:
    [...]
      os:
        image: quay.io/flightctl/rhel:9.5
    [...]
    Copy to Clipboard Toggle word wrap
  3. 次のコマンドを実行して、更新した Device リソースを適用します。

    flightctl apply -f <device_name>.yaml
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