4.6. quarkus.log.min-level プロパティーのデフォルト値を DEBUG レベルに変更


Quarkus 1.11 では、デフォルトの最小ロギングレベルは DEBUG です。これは、DEBUG 以上のレベルのログメッセージのみが処理されることを意味します。TRACEALL などの DEBUG レベルの下のログメッセージはログ出力に表示されません。

DEBUG 未満のログレベルを設定する場合は、最小ロギングレベルを変更する必要があります。たとえば、TRACE レベルでログを記録するようにロガーを設定する場合は、最小ログレベルを TRACE にする必要があります。

アプリケーションの application.properties ファイルで、特定カテゴリーの最小ログレベルを設定できます。アプリケーションを起動する前に、最小ロギングレベルを設定する必要があります。

たとえば、ロガー設定の io.quarkus.smallrye.jwt および io.undertow.request.security カテゴリーの TRACE レベルでロギングを有効にするには、以下のプロパティーを設定します。

application.properties

quarkus.log.file.enable=true
# Send output to a trace.log file under the /tmp directory
quarkus.log.file.path=/tmp/trace.log
quarkus.log.file.level=TRACE
quarkus.log.file.format=%d{HH:mm:ss} %-5p [%c{2.}] (%t) %s%e%n
# Set 2 categories (io.quarkus.smallrye.jwt, io.undertow.request.security) to TRACE level
quarkus.log.min-level=TRACE
quarkus.log.category."io.quarkus.smallrye.jwt".level=TRACE
quarkus.log.category."io.undertow.request.security".level=TRACE
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Quarkus アプリケーションでロギングを設定する方法の詳細は、ランタイム設定の設定 を参照してください。

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