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4.5. データプールの追加

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Ceph File System (CephFS) では、データの保存に使用する複数のプールの追加をサポートします。これは以下に役立ちます。

  • ログデータの冗長性プールの削減
  • SSD または NVMe プールへのユーザーのホームディレクトリーの保存
  • 基本的なデータ分離。

Ceph File System で別のデータプールを使用する前に、本セクションで説明されているように追加する必要があります。

デフォルトでは、ファイルデータを保存するために、CephFS は作成中に指定された初期データプールを使用します。セカンダリーデータプールを使用するには、ファイルとディレクトリーレイアウトを使用して、そのプール(およびオプションでそのプールの名前空間内)にファイルデータを保存するように、ファイルシステム階層の一部も設定する必要があります。詳しくは、「ファイルとディレクトリーのレイアウトでの作業」 を参照してください。

手順

Monitor ホストと root ユーザーで、以下のコマンドを使用します。

  1. 新しいデータプールを作成します。

    ceph osd pool create <name> <pg_num>

    以下を置き換えます。

    • & lt;name& gt; は、プールの名前に置き換えます。
    • & lt;pg_num&gt; は、配置グループ(PG)の数に置き換えます。

    以下に例を示します。

    [root@monitor]# ceph osd pool create cephfs_data_ssd 64
    pool 'cephfs_data_ssd' created
  2. メタデータサーバーの制御下に新たに作成されたプールを追加します。

    ceph mds add_data_pool <name>

    以下を置き換えます。

    • & lt;name& gt; は、プールの名前に置き換えます。

    以下に例を示します。

    [root@monitor]# ceph mds add_data_pool cephfs_data_ssd
    added data pool 6 to fsmap
  3. プールが正常に追加されたことを確認します。

    [root@monitor]# ceph fs ls
    name: cephfs, metadata pool: cephfs_metadata, data pools: [cephfs_data cephfs_data_ssd]
  4. cephx 認証を使用する場合は、クライアントが新しいプールにアクセスできることを確認してください。詳しくは、「Ceph File System クライアントユーザーの作成」 を参照してください。
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