3.5.3. Ceph ファイルシステムを FUSE クライアントとして自動的にマウント
起動時に Ceph File System を自動的にマウントするには、/etc/fstab
ファイルを編集します。
前提条件
- 最初にファイルシステムを手動でマウントすることを検討してください。詳しくは、「Ceph ファイルシステムをカーネルクライアントとして手動でマウントする手順」 を参照してください。
手順
クライアントホストで、Ceph ファイルシステムをマウントする新しいディレクトリーを作成します。
mkdir -p <mount-point>
以下に例を示します。
[root@client ~]# mkdir -p /mnt/cephfs
以下のように
etc/fstab
ファイルを編集します。#DEVICE PATH TYPE OPTIONS none <mount-point> fuse.ceph _netdev ceph.id=<user-id> [,ceph.conf=<path>], defaults 0 0
client-admin
ではなく、admin
やマウントポイントなどの使用 ID を指定します。Ceph 設定ファイルをデフォルトの場所以外に保存する場合は、conf
オプションを使用します。さらに、必要なマウントオプションを指定します。ネットワークの問題を防ぐために、ネットワークサブシステムの後にファイルシステムがマウントされるように_netdev
オプションを使用することを検討してください。以下に例を示します。#DEVICE PATH TYPE OPTIONS none /mnt/ceph fuse.ceph _netdev ceph.id=admin, ceph.conf=/etc/ceph/cluster.conf, defaults 0 0
ファイルシステムが次回の起動時にマウントされます。