検索

1.6. NFS-Ganesha ゲートウェイのインストール

download PDF

Ceph NFS Ganesha ゲートウェイは、Ceph Object Gateway 上に構築される NFS インターフェースで、ファイルシステム内のファイルを Ceph Object Storage に移行するために POSIX ファイルシステムインターフェースを使用するアプリケーションを Ceph Object Gateway に提供します。

前提条件

  • 稼働中の Ceph ストレージクラスター (active + clean の状態が望ましい)。
  • Ceph Object Gateway を実行するノードを少なくとも 1 つ。
  • 開始前の手順を 実行します。

手順

Ansible 管理ノードで以下のタスクを実行します。

  1. サンプルファイルから nfss ファイルを作成します。

    [root@ansible ~]# cd /usr/share/ceph-ansible/group_vars
    [root@ansible ~]# cp nfss.yml.sample nfss.yml
  2. [nfss] グループの下にゲートウェイホストを /etc/ansible/hosts ファイルに追加して、Ansible へのグループメンバーシップを特定します。ホストがシーケンシャルに命名されている場合は、範囲を指定します。以下は例になります。

    [nfss]
    <nfs_host_name_1>
    <nfs_host_name_2>
    <nfs_host_name[3..10]>
  3. Ansible の設定ディレクトリである /etc/ansible/ に移動します。

    [root@ansible ~]# cd /usr/share/ceph-ansible
  4. 管理者キーを Ceph Object Gateway ノードにコピーするには、/usr/share/ceph-ansible/group_vars/nfss.yml ファイルの copy_admin_key 設定をコメント解除します。

    copy_admin_key: true
  5. /usr/share/ceph-ansible/group_vars/nfss.yml ファイルの FSAL (File System Abstraction Layer) セクションを設定します。ID、S3 ユーザー ID、S3 アクセスキーおよびシークレットを指定します。NFSv4 の場合は、以下のようになります。

    ###################
    # FSAL RGW Config #
    ###################
    #ceph_nfs_rgw_export_id: <replace-w-numeric-export-id>
    #ceph_nfs_rgw_pseudo_path: "/"
    #ceph_nfs_rgw_protocols: "3,4"
    #ceph_nfs_rgw_access_type: "RW"
    #ceph_nfs_rgw_user: "cephnfs"
    # Note: keys are optional and can be generated, but not on containerized, where
    # they must be configered.
    #ceph_nfs_rgw_access_key: "<replace-w-access-key>"
    #ceph_nfs_rgw_secret_key: "<replace-w-secret-key>"
    警告

    アクセスおよびシークレットキーは任意で、生成できます。

  6. Ansible Playbook の実行:

    [user@admin ceph-ansible]$ ansible-playbook site-docker.yml --limit nfss

関連情報

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.