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5.11. マルチサイトでのバケットの手動再シャーディング

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マルチサイトクラスターでバケットを手動で再シャーディングするには、次の手順を使用します。

注記

手動再シャーディングは、特に手動の再シャーディングを保証する巨大バケットの場合に、非常にコストのかかるプロセスです。すべてのセカンダリーゾーンは、すべてのオブジェクトを削除し、マスターゾーンからそれらを再同期します。

前提条件

  • すべての Ceph Object Gateway インスタンスを停止します。

手順

  1. マスターゾーングループのマスターゾーン内のノードで、以下のコマンドを実行します。

    構文

    # radosgw-admin bucket sync disable --bucket=BUCKET_NAME

    すべてのゾーンsync status が、データの同期が最新であることを報告するのを待ちます。

  2. すべて のゾーンで すべてceph-radosgw デーモンを停止します。
  3. マスターゾーングループのマスターゾーン内のノードで、バケットを再シャーディングします。

    構文

    # radosgw-admin bucket reshard --bucket=BUCKET_NAME --num-shards=NEW_SHARDS_NUMBER

  4. セカンダリーゾーンで、以下を実行します。

    構文

    # radosgw-admin bucket rm --purge-objects --bucket=BUCKET_NAME

  5. すべて のゾーンで すべてceph-radosgw デーモンを再起動します。
  6. マスターゾーングループのマスターゾーン内のノードで、以下のコマンドを実行します。

    構文

    # radosgw-admin bucket sync enable --bucket=BUCKET_NAME

メタデータの同期プロセスでは、更新されたバケットエントリーポイントとバケットインスタンスのメタデータを取得します。データ同期プロセスは完全な同期を実行します。

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