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2.5. Civetweb での SSL の使用

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Red Hat Ceph Storage 1 では、Ceph Object Gateway に対する Civetweb SSL サポートは HAProxy および keepalived に依存していました。Red Hat Ceph Storage 2 以降のリリースでは、Civetweb は OpenSSL ライブラリーを使用して Transport Layer Security (TLS) を提供できます。

重要

実稼働デプロイメントでは HAProxy および keepalived を使用して HAProxy で SSL 接続を終了する 必要があります。小規模から中規模の テストおよび実稼働前 デプロイメントに のみ、Civetweb で SSL を使用することが推奨されます。

Civetweb で SSL を使用するには、ゲートウェイノードのホスト名と一致する認証局 (CA) から証明書を取得します。Red Hat は、subject alternate name フィールドがあり、S3-style サブドメインで使用するワイルドカードを持つ CA から証明書を取得することを推奨します。

Civetweb では、鍵、サーバー証明書、およびその他の認証局または中間証明書が 1 つの .pem ファイルに必要です。

重要

.pem ファイルには秘密鍵が含まれます。.pem ファイルを不正アクセスから保護します。

SSL にポートを設定するには、ポート番号を rgw_frontends に追加し、ポート番号に s を追加して、セキュアなポートであることを示します。さらに、.pem ファイルへのパスを含む ssl_certificate を追加します。以下に例を示します。

[client.rgw.{hostname}]
rgw_frontends = "civetweb port=443s ssl_certificate=/etc/ceph/private/server.pem"
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