6.8. RADOS ブロックデバイス (RBD)
イメージがフラット化されているときに rbd info
コマンドを実行しても失敗しなくなりました
以前は、実装上の不具合により、イメージがフラット化されているときに rbd info
コマンドを実行すると、まれに失敗していました。これにより、一時的な No such file or directory エラーが発生しましたが、再実行するとコマンドは常に成功しました。
今回の修正により、実装上の不具合が修正され、イメージがフラット化されているときに rbd info
コマンドを実行しても失敗しなくなりました。
保留中のブロックデバイスタスクを含むプールを削除しても、すべてのタスクがハングしなくなりました
以前は、実装上の不具合により、保留中のブロックデバイスタスクを含むプールを削除すると、他のプールを含め、すべてのブロックデバイスタスクがハングしていました。ハングしたブロックデバイスタスクを再開するには、管理者が ceph-mgr
デーモンを再起動する必要がありました。
今回の修正により、実装の不具合が修正され、保留中の RBD タスクを含むプールを削除してもハングしなくなりました。削除されたプールのブロックデバイスタスクはクリーンアップされます。他のプールのブロックデバイスタスクは、中断されることなく引き続き実行されます。