6.3. Red Hat Ceph Storage 8.1z3


Red Hat Ceph Storage リリース 8.1z3 が利用可能になりました。更新に含まれるバグ修正は RHBA-2025:17047 および RHBA-2025:17048 アドバイザリーに記載されています。

6.3.1. 機能拡張

このセクションでは、Red Hat Ceph Storage のこのリリースで導入されたすべての主要な更新と拡張機能をリストします。

6.3.1.1. Ceph Object Gateway

強化された条件演算

この機能強化により、一括削除リクエストや複数削除リクエストを含む条件付き PUT および DELETE 操作のサポートが導入されました。これらの条件付き操作により、一部のワークロードのデータの一貫性が向上します。

注記

条件付き InitMultipartUpload はこのリリースでは実装されていません。

​​​​ Bugzilla:2375001, Bugzilla:2383253

LIST および DELETE リクエストにレート制限が適用されました

LISTDELETE リクエストは、それぞれ GETPUT のサブ操作ですが、通常はより多くのリソースを消費します。

この機能強化により、LIST リクエストと DELETE リクエストのレート制限を個別に、または既存の GET および PUT レート制限と組み合わせて設定できるようになりました。これにより、システムのパフォーマンスとリソースの使用状況をより柔軟に細かく管理できるようになります。

Bugzilla:2389281

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