7.3.2. WebSocket セキュアな接続のトラブルシューティング
セキュアな WebSocket 接続では、不正なプロキシーによる干渉リスクが軽減されるため、機密性および信頼性が強化されます。CodeReady Workspaces はデフォルトで WebSocket セキュアな接続で操作するため、通常はアクションは必要ありません。顧客のセキュリティーポリシーにより、適切な CodeReady Workspaces 機能に関する問題を生じさせる WebSocket プロトコルの一部がブロックされます。ただし、これらの問題は CodeReady Workspaces サポートの対象外であり、ネットワーク管理者が解決する必要があります。
失敗した WebSocket Secure (WSS)接続のトラブルシューティングを行うには、本セクションの手順を使用します。
前提条件
サポートされる Web ブラウザーの使用
- Chrome
- Firefox
注記サポートされていない Web ブラウザーを使用すると接続が中断され、その後に警告メッセージが表示されます。
手順
ブラウザーのサポートを確認します。
WebSocket プロトコルが、サポートされているブラウザーのいずれかで リアルタイム Web テスト を使用して有効になっていることを確認します。
問題が解決されていない場合は、次の手順に従います。
プロキシーサーバーおよびファイアウォールの設定を確認します。
ポート 443 で WebSocket Secure (WSS)接続をブロックするプロキシーサーバーまたはファイアウォールがあることを確認するようシステム管理者に依頼します。
考えられる必要なアクションは以下のとおりです。
- ファイアウォールに例外を追加します。
- プロキシにWebSocket接続をインターセプトさせます。
検証
WebSocket プロトコルが、サポートされているブラウザーのいずれかで リアルタイム Web テスト を使用して有効になっていることを確認します。