12.2. Red Hat JBoss EAP での Red Hat JBoss Data Grid アプリケーションの監視
前提条件をすべて満たすようにしてください。手順に従って、JBoss Operations Network または RHQ を使用して JBoss Enterprise Application Platform で Red Hat JBoss Data Grid アプリケーションを監視します。
手順12.1 JBoss Enterprise Application Platform での JBoss Data Grid アプリケーションの監視
RHQ/JBoss Operations Network の設定
以下のように、RHQ/JBoss Operations Network 固有のプロパティー (org.rhq.resourceKey
) を/bin/
standalone.conf
ファイルに追加します。JAVA_OPTS="$JAVA_OPTS -Dorg.rhq.resourceKey=MyEAP"
JAVA_OPTS="$JAVA_OPTS -Dorg.rhq.resourceKey=MyEAP"
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow このコマンドは、プロパティーを間接的に JBoss Enterprise Application Platform のコマンドラインに追加します。フル JDK を使用して RHQ/JBoss Operations Network が実行されていることを確認
RHQ/JBoss Operations Network エージェントが JRE ではなくフル JDK を使用して起動したことを確認してください。これは、エージェントは JDK のtools.jar
ファイルにアクセスする必要があるためです。RHQ/JBoss Operations Network エージェントが JDK を使用するよう設定するため、ご使用のオペレーティングシステムに対応する以下の手順に従います。- Linux の場合は、
RHQ_AGENT_JAVA_HOME
環境変数をエージェントのrhq-agent-env.sh
ファイルの JDK ホームディレクトリーに設定します。 - Windows の場合は、
RHQ_AGENT_JAVA_HOME
環境変数をエージェントのrhq-agent-env.bat
ファイルの JDK ホームディレクトリーに設定します。
エージェントが JBoss Enterprise Application Platform インスタンスのローカルであることを確認
JBoss Application Platform インスタンスと同じユーザーが、JBoss Application Platform インスタンスのローカルになるよう RHQ/JBoss Operations Network エージェントを実行するようにしてください。これは、Java Attach API がプロセスに接続するために必要です。リソースをエージェントインベントリーにインポート
RHQ/JBoss Operations Network がリソースを検索できるようになりました。これらのリソースはエージェントインベントリーへインポートできます。JBoss Data Grid のユーザーデプロイメントが JMX 統計による JBoss Data Grid キャッシュマネージャーまたはキャッシュの公開を有効すると、リソースは JBoss Enterprise Application Platform インスタンスの子リソースとして表示されます。