8.4. KUBE_PING
JGroups Kube_PING
は Kubernetes API を使用して、OKD や Red Hat OpenShift などの環境で Data Grid クラスターメンバーを検出します。
KUBE_PING 設定の例
<config> <TCP bind_addr="${match-interface:eth.*}" /> <kubernetes.KUBE_PING /> ... ... </config>
KUBE_PING 設定要件
-
KUBE_PING
設定は JGroups スタックをeth0
ネットワークインターフェイスにバインドする必要があります。Docker コンテナーは通信にeth0
を使用します。 -
KUBE_PING
は設定用にコンテナー内で環境変数を使用します。KUBERNETES_NAMESPACE
環境変数では、有効な namespace を指定する必要があります。これをハードコーディングすることも、Kubernetes Downward API を使用して入力することもできます。 KUBE_PING
には Red Hat OpenShift で追加の権限が必要です。oc project -q
が現在の namespace を返し、default
がサービスアカウント名である場合は、以下を実行できます。$ oc policy add-role-to-user view system:serviceaccount:$(oc project -q):default -n $(oc project -q)