4.4.2. Asynchronous API
非同期 API を使用すると、ユーザースレッドをブロックしなくても同期通信を使用できます。
注意点が 1 つあります。非同期操作はプログラムの順序を保持しません。スレッドが cache.putAsync(k, v1); cache.putAsync(k, v2)
を呼び出す場合の k
の最終的な値は v1
または v2
のいずれかになります。非同期通信を使用する場合の利点は、最終的な値をあるノードで v1
にして別のノードで v2
にすることができないことです。
注記
バージョン 9.0 より前のバージョンでは、非同期 API は内部スレッドプールからスレッドを禁止し、そのスレッドでブロック操作を実行することでエミュレートされました。