9.2.2. エビクションの例
infinispan.xml
のエビクションをキャッシュ定義の一部として設定します。
デフォルトのメモリー設定
エビクションは有効になっていません。これはデフォルト設定です。Data Grid は、キャッシュエントリーをデータコンテナーのオブジェクトとして保存します。
<memory />
エビクションによるパッシベーション
パッシベーションは、Data Grid がエントリーをエビクトする際にキャッシュストアにデータを永続化します。パッシベーションを有効にする場合は、常にエビクションを有効にする必要があります。
<persistence passivation="true"> ... </persistence> <memory />
手動エビクション
Data Grid は、キャッシュエントリーをオブジェクトとして保存します。エビクションは有効になっていませんが、evict()
メソッドを使用して手動で実行されます。
<memory> <object strategy="MANUAL" /> </memory>
エビクションを使用したオブジェクトストレージ
Data Grid は、キャッシュエントリーをオブジェクトとして保存します。エビクションは、データコンテナーに 100 エントリーがあり、Data Grid が新規エントリーを作成する要求を取得すると発生します。
<memory> <object size="100" /> </memory>
メモリーベースのエビクションを使用したバイナリーストレージ
Data Grid は、キャッシュエントリーをバイトとして保存します。エビクションは、データコンテナーのサイズが 100 バイトに到達し、Data Grid が新規エントリーを作成する要求を取得すると発生します。
<memory> <binary size="100" eviction="MEMORY"/> </memory>
カウントベースのエビクションを使用したオフヒープストレージ
Data Grid は、キャッシュエントリーをバイトとしてネイティブメモリーに保存します。エビクションは、データコンテナーに 100 エントリーがあり、Data Grid が新規エントリーを作成する要求を取得すると発生します。
<memory> <off-heap size="100" /> </memory>
例外ストラテジーを使用したオフヒープストレージ
Data Grid は、キャッシュエントリーをバイトとしてネイティブメモリーに保存します。データコンテナーに 100 エントリーがあり、Data Grid が新規エントリーを作成する要求を取得すると、例外が出力され、新しいエントリーは許可されません。
<memory> <off-heap size="100" strategy="EXCEPTION" /> </memory>