7.2. インライン JGroups スタックの使用


カスタム JGroups スタックは、デフォルトのスタックを使用する場合と比較して、Data Grid クラスターのネットワークパフォーマンスを最適化するのに役立ちます。

手順

  • 以下の例のように、カスタム JGroups スタック定義を infinispan.xml に埋め込みます。

    <infinispan> 1
      <jgroups> 2
        <stack name="prod"> 3
          <TCP bind_port="7800" port_range="30" recv_buf_size="20000000" send_buf_size="640000"/>
          <MPING bind_addr="127.0.0.1" break_on_coord_rsp="true"
                 mcast_addr="${jgroups.mping.mcast_addr:228.2.4.6}"
                 mcast_port="${jgroups.mping.mcast_port:43366}"
                 num_discovery_runs="3"
                 ip_ttl="${jgroups.udp.ip_ttl:2}"/>
          <MERGE3 />
          <FD_SOCK />
          <FD_ALL timeout="3000" interval="1000" timeout_check_interval="1000" />
          <VERIFY_SUSPECT timeout="1000" />
          <pbcast.NAKACK2 use_mcast_xmit="false" xmit_interval="100" xmit_table_num_rows="50"
                          xmit_table_msgs_per_row="1024" xmit_table_max_compaction_time="30000" />
          <UNICAST3 xmit_interval="100" xmit_table_num_rows="50" xmit_table_msgs_per_row="1024"
                    xmit_table_max_compaction_time="30000" />
          <pbcast.STABLE stability_delay="200" desired_avg_gossip="2000" max_bytes="1M" />
          <pbcast.GMS print_local_addr="false" join_timeout="${jgroups.join_timeout:2000}" />
          <UFC max_credits="4m" min_threshold="0.40" />
          <MFC max_credits="4m" min_threshold="0.40" />
          <FRAG3 />
        </stack>
      </jgroups>
      <cache-container default-cache="replicatedCache"> 4
        <transport stack="prod" /> 5
        ...
      </cache-container>
    </infinispan>
1
infinispan.xml のルート要素。
2
JGroups スタック定義が含まれます。
3
prod という名前の JGroups スタックを定義します。
4
Data Grid Cache Manager を設定し、replicatedCache キャッシュ定義をデフォルトとして命名します。
5
クラスタートランスポートに prod JGroups スタックを使用します。
ヒント

インライン JGroups スタックと継承を使用して、特定のトランスポートプロパティーを調整およびカスタマイズします。

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