2.2. キャッシュマネージャー
Data Grid は、ローカルまたはクラスター化されたキャッシュを作成、変更、および管理できる CacheManager インターフェイスを提供します。キャッシュマネージャーは、Data Grid キャッシュを使用する際の開始点です。
CacheManager 実装には 2 種類あります。
EmbeddedCacheManager- クライアントアプリケーションと同じ Java Virtual Machine (JVM) 内で Data Grid を実行する場合のキャッシュのエントリーポイント (ライブラリーモードとも呼ばれます)。
RemoteCacheManager-
Data Grid を独自の JVM でリモートサーバーとして実行する際のキャッシュのエントリーポイント。実行を開始すると、
RemoteCacheManagerは Data Grid サーバーの Hot Rod エンドポイントへの永続的な TCP 接続を確立します。
注記
埋め込みおよびリモートの CacheManager 実装は、一部のメソッドとプロパティーを共有します。ただし、セマンティックの違いは EmbeddedCacheManager と RemoteCacheManager の間に存在します。