第17章 リモートクライアント接続の確立
Data Grid Console、コマンドラインインターフェイス (CLI)、およびリモートクライアントから Data Grid クラスターに接続します。
17.1. クライアント接続の詳細
Data Grid に接続する前に、以下の情報を取得する必要があります。
- サービスホスト名
- ポート
- 認証用の認証情報 (必要な場合)
- 暗号化を使用する場合の TLS 証明書
サービスのホスト名
サービスホスト名は、ネットワーク上で Data Grid を公開する方法や、クライアントが OpenShift 上で実行されているかによって異なります。
OpenShift で実行しているクライアントの場合、Data Grid Operator が作成する内部サービス名を使用できます。
OpenShift の外部で実行しているクライアントの場合、ロードバランサーを使用する場合はサービスホスト名はロケーション URL になります。ノードポートサービスの場合、サービスホスト名はノードホスト名になります。ルートの場合、サービスホスト名は、カスタムホスト名か、システム定義のホスト名のいずれかになります。
ポート
OpenShift 上のクライアント接続、およびロードバランサー経由のクライアント接続は、ポート 11222
を使用します。
ノードポートサービスは、30000
から 60000
までの範囲でポートを使用します。ルートは、ポート 80
(暗号化なし) または 443
(暗号化あり) を使用します。