1.11. ユーザーが Samba サーバーのディレクトリーを共有できるようにする
Samba サーバーでは、root 権限なしでユーザーがディレクトリーを共有できるように設定できます。
1.11.1. ユーザーの共有機能の有効化 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ユーザーがディレクトリーを共有できるようにするには、管理者が Samba でユーザー共有を有効にする必要があります。
手順
ローカルの
exampleグループが存在しない場合は作成します。# groupadd exampleユーザー共有の定義を保存し、その権限を正しく設定するために、Samba 用のディレクトリーを準備します。以下に例を示します。
ディレクトリーを作成します。
# mkdir -p /var/lib/samba/usershares/exampleグループの書き込み権限を設定します。# chgrp example /var/lib/samba/usershares/# chmod 1770 /var/lib/samba/usershares/- このディレクトリーの他のユーザーが保存したファイルの名前変更や削除を禁止するように sticky ビットを設定します。
/etc/samba/smb.confファイルを編集し、以下を[global]セクションに追加します。ユーザー共有の定義を保存するように設定したディレクトリーのパスを設定します。以下に例を示します。
usershare path = /var/lib/samba/usershares/このサーバーで Samba を作成できるユーザー共有の数を設定します。以下に例を示します。
usershare max shares = 100usershare max sharesパラメーターにデフォルトの0を使用すると、ユーザー共有が無効になります。オプション: ディレクトリーの絶対パスのリストを設定します。たとえば、Samba が
/dataおよび/srvディレクトリーのサブディレクトリーの共有のみを許可するように設定するには、以下を設定します。usershare prefix allow list = /data /srv
設定可能なユーザー共有関連のパラメーターのリストは、システム上の
smb.conf(5)man ページのUSERSHARESセクションを参照してください。/etc/samba/smb.confファイルを検証します。# testparmSamba 設定を再読み込みします。
# smbcontrol all reload-configこれで、ユーザーが、ユーザー共有を作成できるようになりました。