第6章 非接続環境でのコンテナー化された RHEL コマンドラインアシスタントの使用


非接続環境向けの RHEL コマンドラインアシスタントは、開発者プレビューとして利用できます。エアギャップネットワーク、リモートの場所、インターネット接続が制限されているその他の環境でも使用できます。

コンテナー版は、UBI ベースのコンテナーにパッケージ化されており、簡素化された設定、オーケストレーション、および基本的なライフサイクル管理機能を含んでいます。

重要

Red Hat Enterprise Linux (RHEL) コマンドラインアシスタントは、開発者プレビューソフトウェアです。開発者プレビューソフトウェアは、Red Hat ではいかなる形でもサポートされていません。また、機能的には完全ではなく、実稼働環境に対応していません。開発者プレビューのソフトウェアを実稼働ワークロードまたはビジネスクリティカルなワークロードには使用しないでください。開発者プレビューソフトウェアは、今後 Red Hat 製品サービスとして追加される可能性のある製品ソフトウェアを事前に利用できる機会を提供します。お客様はこのソフトウェアを使用して機能をテストし、開発プロセス中にフィードバックを提供できます。このソフトウェアにはドキュメントが存在しない可能性があり、変更または削除される可能性があります。また、限定的なテストしか行われていません。Red Hat は、開発者プレビューソフトウェアに関するフィードバックを送信する方法を提供する場合がありますが、フィードバックに関連する SLA は提供されません。

Red Hat 開発者プレビューソフトウェアのサポート範囲の詳細は、開発者プレビューのサポート範囲 を参照してください。

非接続環境向けの Red Hat Enterprise Linux (RHEL) コマンドラインアシスタントを使用すると、単一のシステムを対象としたコンテナーイメージを作成できます。このイメージには次のコンポーネントが含まれます。

  • 他の必要なコンテナーをプルし、rhel-lightspeed コマンドをインストールし、必要に応じて systemd サービスを作成する installer コンテナー
  • コマンドラインアシスタントクライアントによって使用されるエンドポイントを提供する rlsapi コンテナー
  • RHEL ドキュメントなどの追加データで LLM の知識を補足する、検索拡張生成 (RAG) データベースを含む rag-database コンテナー
  • LLM 推論サービスを実行する ramalama コンテナー
  • RHEL Lightspeed を搭載したコマンドラインアシスタント
警告

このコンテナーイメージは、単一のシステム上で、ローカルかつ非接続の状態で使用することを目的としたものです。複数システムのデプロイや大規模な環境向けには設計されていません。

6.1. 非接続環境での RHEL コマンドラインアシスタントのインストール

Red Hat Container Registry で利用可能なインストールコンテナーイメージを使用して、非接続環境に RHEL コマンドラインアシスタントをインストールします。このコンテナーは、他の必要なコンテナーをプルし、rhel-lightspeed コマンドをインストールし、必要に応じて systemd サービスを作成します。

前提条件

  • RHEL システムが Red Hat Satellite サブスクリプションに登録されている。
  • Podman がインストールされている。
  • container-tools メタパッケージがインストールされている。

手順

  1. Red Hat Container Registry に認証します。

    $ podman login registry.redhat.io
  2. installer コンテナーを実行します。このコマンドは、必要なイメージをダウンロードし、オフラインの RHEL コマンドラインアシスタントをシステムにインストールします。

    $ podman run -u : --rm \
    -v $HOME/.config:/config:Z \
    -v $HOME/.local/bin:/config/.local/bin:Z \
    registry.redhat.io/rhel-cla/installer:latest
  3. オプション: システムが起動するたびにオフラインの RHEL コマンドラインアシスタントコンテナーを自動的に起動させるには、podman run コマンドに install-systemd 引数を追加します。

    $ podman run -u : --rm \
    -v $HOME/.config:/config:Z \
    -v $HOME/.local/bin:/config/.local/bin:Z \
    registry.redhat.io/rhel-cla/installer:latest install-systemd
  4. コンテナーが実行中であることを確認します。

    $ podman ps
    CONTAINER ID   IMAGE         COMMAND     CREATED          STATUS
    ba655e5efdcd   installer-rh… /sbin/init  30 seconds ago   Up 29 seconds
  5. RHEL システムに RHEL command-line-assistant client パッケージをインストールします。

    # sudo dnf install command-line-assistant
  6. endpoint 設定オプションを更新します。

    1. テキストエディターで /etc/xdg/command-line-assistant/config.toml ファイルを開きます。
    2. endpoint 変数を見つけて、その値を、オフラインの RHEL コマンドラインアシスタントコンテナーをホストしているシステムのアドレスに変更します。たとえば、ローカルシステムに接続するには、次のようにします。

      endpoint = "http://127.0.0.1:8000/"
  7. clad サービスを再起動して新しい設定を適用します。

    $ sudo systemctl restart clad

    インストールが完了したら、rhel-lightspeed コマンドを使用して、オフラインの RHEL コマンドラインアシスタントの起動、停止、アンインストール、およびステータス確認を実行できます。

検証

  1. オフラインの RHEL コマンドラインアシスタントが実行されているかどうかを確認します。

    $ rhel-lightspeed start
  2. 次の質問をして、クライアントが正しく設定されているかどうかを確認します。

    $ c "what is an immutable file?"
    
    + Asking Red Hat Lightspeed
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