第10章 コマンドラインアシスタントデーモンによるデータベースの管理


コマンドラインアシスタントデーモン (clad) は、情報を保存し、履歴データベースへのアクセスを提供するために、暗号化されていない SQLite データベースをデフォルトで使用します。お使いの環境で別のデータベースが必要な場合は、PostgreSQL や MySQL などの別のデータベースバックエンドをインストールして接続できます。

注記

これらのデータベースは、システムに不要な依存関係が追加されないように、clad にはデフォルトでは組み込まれていません。

10.1. 設定ファイルでのデフォルトデータベースの変更

暗号化されていない SQLite データベースを使用して、情報を保存し、コマンドラインアシスタントから履歴データベースにアクセスできます。

前提条件

  • コマンドラインアシスタントをインストールした。

手順

  1. 選択したデータベースをインストールします。

    • MySQL をインストールするには、次のように入力します。

      # dnf install python3-PyMySQL
    • PostgreSQL をインストールするには、次のように入力します。

      # dnf install python3-psycopg2
  2. /etc/xdg/command-line-assistant/config.toml にあるデータベース設定ファイルにアクセスします。
  3. デフォルト設定を見つけてコメントアウトします。以下に例を示します。

     [database]
        # type = "sqlite"
        # connection_string = "/var/lib/command-line-assistant/history.db"
  4. 選択したデータベースを設定します。以下の情報は /etc/xdg/command-line-assistant/config.toml でも参照できます。

    1. データベースの種類を設定します。<db_type> に、mysql または postgresql を指定します。
    2. データベースの詳細を設定します。

       type = <db_type>
       host = "<hostname_or_ip_address>"
       port = "5432"
       username = "<database_user_name>"
       password = "<password>"
       database = "<database_name>"
  5. データベースの種類を変更した後、変更を適用するために clad デーモンを再起動します。

    $ sudo systemctl restart clad
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