5.2. Issues with Large Number of LUNs
多数の LUN がノードに追加された時に、マルチパス化したデバイス群を使用すると
udev デバイスマネージャが、デバイス群からデバイスノードを 作成するためにかなりの時間を取る可能性があります。この問題に遭遇した場合は、 /etc/udev/rules.d/40-multipath.rules 内の以下の行を 削除することによってこれを修正することができます:
KERNEL!="dm-[0-9]*", ACTION=="add", PROGRAM=="/bin/bash -c '/sbin/lsmod | /bin/grep ^dm_multipath'", RUN+="/sbin/multipath -v0 %M:%m"
KERNEL!="dm-[0-9]*", ACTION=="add", PROGRAM=="/bin/bash -c '/sbin/lsmod | /bin/grep ^dm_multipath'", RUN+="/sbin/multipath -v0 %M:%m"
この行は、ブロックデバイスがノードに追加される度に
udev デバイスマネージャが multipath を実行する原因になります。 この行が削除されている時でも multipathd デーモンは まだ自動的にマルチパス化したデバイスを作成して、multipath は マルチパス化した root ファイルシステムを持つノード用のブートプロセスの期間中に 呼び出されます。唯一の変化は、multipathd デーモンが 稼働していない時には、マルチパス化したデバイスは自動的に作成されないことです。これは 多くのマルチパスユーザーにとって問題とならないはずです。