5.8. Troubleshooting with the multipathd Interactive Console
multipathd -k
コマンドは multipathd
デーモンへのインタラクティブインターフェイスです。このコマンドを入力するとインタラクティブな マルチパスコンソールが立ち上がります。このコマンドを入力した後に help
を 入力すると、使用可能なインタラクティブなコマンドの一覧が表示されて、インタラクティブコマンドを 入力するか、あるいは、CTRL-D
を使用して表示を終了することが出来ます。
multipathd
インタラクティブコンソールは、システムで発生している 問題のトラブルシューティングに使用することができます。例えば、以下のコマンドの流れは、 デフォルトを含むマルチパス設定を表示して、その後コンソールを終了します。
#multipathd -k
> >show config
> >CTRL-D
以下のコマンドの流れは、マルチパスが
multipath.conf
への いかなる変更をも確実に感知するようにします。
#multipathd -k
> >reconfigure
> >CTRL-D
以下のコマンドの流れを使用してパスチェッカーが正常に機能していることを確実にします。
#multipathd -k
> >show paths
> >CTRL-D