5.5. Multipath Queries with multipath Command
multipath
コマンドで、-l
と -ll
のオプションを使用することで現在のマルチパス設定を表示することができます。-l
オプションは sysfs
内の情報で収集されたマルチパストポロジーとデバイスマッパーを 表示します。-ll
オプションは、-l
オプションが表示する情報と 更にシステムの他の全ての使用可能なコンポーネントを表示します。
マルチパス設定を表示する場合、
multipath
コマンドの -v
オプションを使用して指定することができる3つの冗長レベルがあります。 -v0
を指定すると、出力なしとなり、-v1
を指定すると、 作成された、又は更新されたマルチパス名のみを出力し、この時に kpartx
などの他のツールを追加することが出来ます。-v2
を指定すると全ての検知された パス、マルチパス、デバイスマップを表示します。
以下の例では、
multipath -l
コマンドの出力を示しています。
# multipath -1
mpath1 (3600d0230003228bc000339414edb8101)
[size=10 GB][features="0"][hwhandler="0"]
\_ round-robin 0 [prio=1][active]
\_ 2:0:0:6 sdb 8:16 [active][ready]
\_ round-robin 0 [prio=1][enabled]
\_ 3:0:0:6 sdc 8:64 [active][ready]