5.4. Multipath Command Output


マルチパスデバイスを作成、修正、あるいは一覧表示する時に、現在の デバイスセットアップの表示が出ます。その形式は以下のようになります。
それぞれのマルチパスデバイス用には:
 action_if_any: alias (wwid_if_different_from_alias) [size][features][hardware_handler]
それぞれのパスグループ用には:
\_ scheduling_policy [path_group_priority_if_known] [path_group_status_if_known]
それぞれのパス用には:
\_ host:channel:id:lun devnode major:minor [path_status] [dm_status_if_known]
例えば、マルチパスコマンドの出力は以下のように出るかも知れません:
mpath1 (3600d0230003228bc000339414edb8101) [size=10 GB][features="0"][hwhandler="0"]
\_ round-robin 0 [prio=1][active]
 \_ 2:0:0:6 sdb 8:16 [active][ready]
\_ round-robin 0 [prio=1][enabled]
 \_ 3:0:0:6 sdc 8:64 [active][ready]
パスが I/O 用に立ち上がっていて準備できている場合は、パスのステータスは ready、 又は active となります。パスが落ちている場合は、ステータスは faulty あるいは、failed になります。このパスステータスは /etc/multipath.conf ファイルに定義してあるポーリング間隔に従って multipathd デーモンによって定期的に更新されます。
The dm status is similar to the path status, but from the kernel's point of view. The dm status has two states: failed, which is analogous to faulty, and active which covers all other path states. Occasionally, the path state and the dm state of a device will temporarily not agree.

注記

マルチパスデバイスが作成されたり、修正されたりする時点では、パスグループのステータスと dm のステータスは不明です。また、それらの機能も常に正しいとは言えません。 マルチパスデバイスが一覧表示される時点では、パスグループの優先度が不明です。
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