第55章 ハードウェアの有効化
DDF ベースの RAID に依存するプラットフォームはサポートされません
ディスクデータフォーマット(DDF)ベースの BIOS RAID は、現在 Red Hat Enterprise Linux ではサポートされていません。これには、
メガ
ープロプライエタリードライバーを必要とする LSI BIOS を使用するシステムが含まれます。
ただし、ServeRAID アダプターを使用する IBM z Systems サーバーなどの特定のシステムでは、BIOS で RAID を無効にすることができます。これを行うには、
UEFI
メニューを入力し、System Settings および Devices および
I/O Ports
メニューを Configure the onboard SCU
サブメニューに移動します。次に、SCU
設定を RAID
から nonRAID
に変更します。変更を保存し、システムを再起動します。このモードでは、ストレージは、mptsas
、mpt2sas
、mpt3sas
など、Red Hat Enterprise Linux で利用可能なオープンソースの RAID 以外の LSI ドライバーを使用して設定されます。
IBM システムの
メガストドライバーを
取得するには、IBM サポートページを参照してください。
この制限は、
megaraid
ドライバーを使用する LSI アダプターには適用されません。このようなアダプターはファームウェアに RAID 機能を実装するためです。(BZ#1067292)