第40章 ハードウェアの有効化
LSI Syncro CS HA-DAS アダプター
Red Hat Enterprise Linux 7.1 には、LSI Syncro CS の HA-DAS (high-availability direct-attached storage) アダプターを有効にするため、megaraid_sas ドライバーにコードが含まれていました。megaraid_sas ドライバーは、これまで有効であったアダプターに対して完全にサポートされますが、Syncro CS に対してはテクノロジープレビューとして提供されます。このアダプターのサポートは、LSI、システムインテグレーター、またはシステムベンダーにより直接提供されます。Red Hat Enterprise Linux 7.2 以上に Syncro CS をデプロイする場合は、Red Hat および LSI へのフィードバックにご協力ください。LSI Syncro CS ソリューションの詳細は、http://www.lsi.com/products/shared-das/pages/default.aspx を参照してください。(BZ#1062759)
Intel DIMM 管理ツール
テクノロジープレビューとして、Intel Dual Inline Memory Modules (DIMM)の管理を有効にするために、以下のコンポーネントが追加されました。
- DIMM を設定するための API が追加されました。
- ストレージコマンドライン(CLI)アプリケーションをサポートする libinvm-cli ライブラリー
- ストレージ共通情報モデル(CIM)プロバイダーを使用できる libinvm-cim ライブラリー
- DIMM の国際化機能を提供する libinvm-i18n ライブラリー
これにより、ユーザーは基本的な DIMM インベントリー、容量プロビジョニング、ヘルスモニターリング、およびトラブルシューティングを実行できます。(BZ#1270993, BZ#1270998, BZ#1326924, BZ#1326931)