26.5. storage RHEL システムロールを使用してファイルシステムを作成およびマウントする


このサンプルの Ansible Playbook では、storage ロールを使用してファイルシステムを作成およびマウントします。/etc/fstab ファイルに適切なエントリーを追加することで、ファイルシステムを即座に使用可能にして永続的にマウントします。これにより、ファイルシステムを再起動後もマウントしたままにできます。/dev/sdb デバイス上のファイルシステム、またはマウントポイントのディレクトリーが存在しない場合は、Playbook により作成されます。

前提条件

手順

  1. 次の内容を含む Playbook ファイル (例: ~/playbook.yml) を作成します。

    ---
    - name: Manage local storage
      hosts: managed-node-01.example.com
      tasks:
        -name: Create and mount a file system
        ansible.builtin.include_role:
            name: redhat.rhel_system_roles.storage
        vars:
          storage_volumes:
            - name: barefs
              type: disk
              disks:
                - sdb
              fs_type: ext4
              fs_label: label-name
              mount_point: /mnt/data
    Copy to Clipboard

    サンプル Playbook で指定されている設定は次のとおりです。

    disks: <list_of_devices>
    ロールがボリュームを作成するときに使用するデバイス名の YAML リスト。
    fs_type: <file_system>
    ロールがボリュームに設定するファイルシステムを指定します。xfsext3ext4swap、または unformatted を選択できます。
    label-name: <file_system_label>
    オプション: ファイルシステムのラベルを設定します。
    mount_point: <directory>
    オプション: ボリュームを自動的にマウントする場合は、mount_point 変数をボリュームのマウント先のディレクトリーに設定します。

    Playbook で使用されるすべての変数の詳細は、コントロールノードの /usr/share/ansible/roles/rhel-system-roles.storage/README.md ファイルを参照してください。

  2. Playbook の構文を検証します。

    $ ansible-playbook --syntax-check ~/playbook.yml
    Copy to Clipboard

    このコマンドは構文を検証するだけであり、有効だが不適切な設定から保護するものではないことに注意してください。

  3. Playbook を実行します。

    $ ansible-playbook ~/playbook.yml
    Copy to Clipboard
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