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20.16. network RHEL システムロールのネットワーク状態

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network RHEL システムロールは、Playbook でデバイスを設定するための状態設定をサポートしています。これには、network_state 変数の後に状態設定を使用します。

Playbook で network_state 変数を使用する利点:

  • 状態設定で宣言型の方法を使用すると、インターフェイスを設定でき、NetworkManager はこれらのインターフェイスのプロファイルをバックグラウンドで作成します。
  • network_state 変数を使用すると、変更が必要なオプションを指定できます。他のすべてのオプションはそのまま残ります。ただし、network_connections 変数を使用して、ネットワーク接続プロファイルを変更するには、すべての設定を指定する必要があります。

たとえば、動的 IP アドレス設定でイーサネット接続を作成するには、Playbook で次の vars ブロックを使用します。

状態設定を含む Playbook

通常の Playbook

vars:
  network_state:
    interfaces:
    - name: enp7s0
      type: ethernet
      state: up
      ipv4:
        enabled: true
        auto-dns: true
        auto-gateway: true
        auto-routes: true
        dhcp: true
      ipv6:
        enabled: true
        auto-dns: true
        auto-gateway: true
        auto-routes: true
        autoconf: true
        dhcp: true
vars:
  network_connections:
    - name: enp7s0
      interface_name: enp7s0
      type: ethernet
      autoconnect: yes
      ip:
        dhcp4: yes
        auto6: yes
      state: up

たとえば、上記のように作成した動的 IP アドレス設定の接続ステータスのみを変更するには、Playbook で次の vars ブロックを使用します。

状態設定を含む Playbook

通常の Playbook

vars:
  network_state:
    interfaces:
    - name: enp7s0
      type: ethernet
      state: down
vars:
  network_connections:
    - name: enp7s0
      interface_name: enp7s0
      type: ethernet
      autoconnect: yes
      ip:
        dhcp4: yes
        auto6: yes
      state: down

関連情報

  • /usr/share/ansible/roles/rhel-system-roles.network/README.md ファイル
  • /usr/share/doc/rhel-system-roles/network/ ディレクトリー
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