1.2. 2 つの RAID デバイスを使用したアクティブ/パッシブのマルチパス設定
この設定では、サーバー上に 2 つの HBA、2 つの SAN スイッチ、およびそれぞれ 2 つの RAID コントローラーを備えた 2 つの RAID デバイスがあります。DM Multipath が設定されている場合には、どちらかの RAID デバイスへの I/O パスのどこかのポイントで障害が発生すると、DM Multipath はそのデバイスの別 I/O パスに切り替わります。以下の図は、各 RAID デバイスへの 2 つの I/O パスを使用した設定を説明します。ここでは、各 RAID デバイスへの 2 つの I/O パスがあります。
図1.2 2 つの RAID デバイスを使用したアクティブ/パッシブのマルチパス設定
![2 つの RAID デバイスを使用したアクティブ/パッシブのマルチパス設定](https://access.redhat.com/webassets/avalon/d/Red_Hat_Enterprise_Linux-9-Configuring_device_mapper_multipath-ja-JP/images/3f9b7e1867c76aae8e9d69e98d13b521/active-passive-multipath-config-with-two-raid-devices.png)