19.3. Web コンソールを使用した RAID 上のパーティションテーブルの作成
RHEL 9 インターフェイスに作成した新しいソフトウェア RAID デバイスで、パーティションテーブルを有する RAID をフォーマットします。
RAID は、その他のストレージデバイスとしてフォーマットする必要があります。2 つのオプションがあります。
- パーティションを使用せずに RAID デバイスをフォーマットする
- パーティションを有するパーティションテーブルを作成する
前提条件
- 物理ディスクが接続され、確認できる。
- RAID が追加されている。
- RAID に使用するファイルシステムを検討する。
- パーティションテーブルの作成を検討する。
手順
- RHEL 9 のコンソールを開きます。
- Storage をクリックします。
- Storage テーブルで、パーティションテーブルを作成する RAID デバイスをクリックします。
- MDRAID device セクションのメニューボタン をクリックします。
- ドロップダウンメニューから、 を選択します。
Initialize disk ダイアログボックスで、以下を選択します。
パーティション設定:
- すべてのシステムおよびデバイスと互換性あり (MBR)
- 最新のシステムおよび 2TB (GPT) 以上のハードディスクと互換性あり
- パーティションなし
オーバーライト:
RHEL Web コンソールでディスク全体をゼロで書き換える場合は、Overwrite existing data with zeros チェックボックスをオンにします。このプログラムはディスク全体を調べるため、このオプションを使用すると遅くなりますが、安全性は高まります。ディスクにデータが含まれていて、上書きする場合は、このオプションを使用します。
Overwrite existing data with zeros チェックボックスを選択しない場合、RHEL Web コンソールはディスクヘッダーのみを書き換えます。これにより、フォーマットの速度が向上します。
パーティションテーブルが作成され、そのテーブル上にパーティションを作成できるようになりました。詳細は、Web コンソールを使用した RAID 上のパーティションの作成 を参照してください。