第20章 Web コンソールを使用した LVM 論理ボリュームの設定
Red Hat Enterprise Linux 9 は論理ボリューム管理 (LVM) をサポートしています。RHEL 9 インストーラーは、インストールプロセス中に LVM2 ボリュームグループを自動的に作成し、その上にシステムをインストールします。
次の LVM2 グループの例のページに示すように、RHEL Web コンソールを使用して LVM2 ボリュームグループとボリュームを管理できます。
前提条件
RHEL 9 Web コンソールがインストールされている。
手順は、Installing and enabling the web console を参照してください。
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cockpit-storaged
パッケージがシステムにインストールされている。 - 物理ドライブ、RAID デバイス、または論理ボリュームを作成できるその他のブロックデバイスの種類。
20.1. Web コンソールの論理ボリュームマネージャー
RHEL 9 Web コンソールは、LVM ボリュームグループおよび論理ボリュームを作成するグラフィカルインターフェイスを提供します。
ボリュームグループは、物理ボリュームと論理ボリュームとの間に層を作成します。このレイヤーでは、論理ボリューム自体に影響を与えずに物理ボリュームの追加または削除が可能になります。ボリュームグループは、そのグループに含まれるすべての物理ドライブの容量を、1 つのドライブの容量として表示します。Web コンソールのボリュームグループに物理ドライブを参加させることができます。
論理ボリュームの主な利点は以下のようになります。
- 物理ドライブに使用されるパーティションシステムよりも優れた柔軟性
- 複数の物理ドライブを 1 つのボリュームに接続する機能
- 再起動せずに、オンラインボリュームの容量を拡張 (拡大) または減少 (縮小) する可能性
- スナップショットを作成する機能
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