8.4. Web コンソールのスマートカード認証の有効化
Web コンソールでスマートカード認証を使用するには、cockpit.conf
ファイルでスマートカード認証方式を有効にします。
また、同じファイルでパスワード認証を無効にすることもできます。
前提条件
RHEL 9 Web コンソールがインストールされている。
手順は、Web コンソールのインストールおよび有効化 を参照してください。
手順
RHEL 9 Web コンソールにログインします。
詳細は、Web コンソールへのログイン を参照してください。
- Terminal をクリックします。
/etc/cockpit/cockpit.conf
でClientCertAuthentication
をyes
に設定します。[WebService] ClientCertAuthentication = yes
オプション: 以下のようにして
cockpit.conf
でパスワードベースの認証を無効にします。[Basic] action = none
この設定ではパスワード認証が無効になり、常にスマートカードを使用する必要があります。
Web コンソールを再起動して、
cockpit.service
が変更を受け入れることを確認します。# systemctl restart cockpit