第4章 Web コンソールでソフトウェア更新の管理


RHEL 9 Web コンソールでソフトウェア更新を管理する方法と、それらを自動化する方法を説明します。

Web コンソールのソフトウェア更新モジュールは、dnf ユーティリティーに基づいています。dnf を使用したソフトウェアの更新の詳細は、パッケージの更新 セクションを参照してください。

4.1. Web コンソールでの手動ソフトウェア更新の管理

Web コンソールを使用してソフトウェアを手動で更新できます。

前提条件

手順

  1. RHEL 9 Web コンソールにログインします。

    詳細は、Web コンソールへのログイン を参照してください。

  2. Software Updates をクリックします。

    利用可能な更新のリストは、24 時間が経過すると自動的に更新されます。再読み込みさせるには、Check for Updates ボタンをクリックします。

  3. 更新を適用します。更新の実行中に更新ログを見ることができます。

    1. 利用可能な更新をすべてインストールするには、Install all updates ボタンをクリックします。
    2. 利用可能なセキュリティー更新がある場合は、Install Security Updates ボタンをクリックして個別にインストールできます。
    3. kpatch 更新が利用可能な場合は、Install kpatch updates ボタンをクリックして個別にインストールできます。
  4. オプション: システムを自動的に再起動するために、Reboot after completion スイッチをオンにすることができます。

    この手順を実行する場合は、この手順の残りの手順をスキップできます。

  5. システムが更新を適用すると、システムを再起動するように勧められます。新しいカーネルまたはシステムサービスが更新に含まれていて、それらを個別に再起動する必要がない場合は、システムを再起動します。
  6. 無視 をクリックして再起動をキャンセルするか、今すぐ再起動 をクリックしてシステムの再起動を続行します。

    システムの再起動後、Web コンソールにログインし、Software Updates ページに移動して更新が成功したことを確認します。

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