25.3. trace-cmd の例
以下のコマンド例で、trace-cmd ユーティリティーを使用してカーネル機能をトレースする方法を示します。
例
myapp の実行中に、カーネル内で実行中の記録機能を有効にして開始します。
# trace-cmd record -p function myappこれにより、myapp に無関係なタスクであっても、すべての CPU およびすべてのタスクの関数が記録されます。
結果を表示します。
# trace-cmd reportmyapp の実行中に、sched で始まる関数のみを記録します。
# trace-cmd record -p function -l 'sched*' myappすべての IRQ イベントを有効にします。
# trace-cmd start -e irqwakeup_rtトレーサーを起動します。# trace-cmd start -p wakeup_rt関数トレースを無効にしながら、
preemptirqsoffトレーサーを起動します。# trace-cmd start -p preemptirqsoff -d注記RHEL 8 の
trace-cmdは、function-traceではなくftrace_enabledを無効にします。trace-cmd start -p機能を使用すると、ftraceを再度有効にできます。trace-cmdが変更を開始する前の状態にシステムを戻します。# trace-cmd start -p noptrace-cmdを使用した後にdebugfsファイルシステムを使用する場合は、システムを再起動したかどうかに関係なく、これが重要になります。1 つのトレースポイントをトレースします。
# trace-cmd record -e sched_wakeup ls /binトレースを停止します。
# trace-cmd record stop