9.7. マップされたデータ項目へのカスタム変換の追加


ターゲットシステムの要件を満たしていなければ、ソースデータアイテムのフォーマットを変更する必要がある場合もあります。

たとえば、すべての顧客 ID を括弧で囲むというターゲットシステムの要件を満たすには、以下を実行します。

  1. Mappings パネルで customerNum マッピングを選択し、詳細ペインに反映させます。

    説明
  2. 詳細ペインで、ABCOrder ソースボックスの drop-down menu access をクリックして、ドロップダウンメニューを開きます。

    説明
  3. Add custom transformation を選択して、Add Custom Transformation ページを開きます。

    説明
  4. Class フィールドの横にある create new function button をクリックして、Create a New Java Class ウィザードを開きます。

    説明
  5. 以下のフィールドを変更します。

    • Package: example を入力します。
    • Name: MyCustomMapper を入力します。
    • Method Name: mapbrackets に変更します。

      その他のフィールドはすべてそのままにします。

  6. Finish をクリックします。

    Add Custom Transformation ページが開き、Class および Method フィールドが自動的に入力されます。

    説明
  7. OK をクリックして Java エディターで MyCustomMapper.java ファイルを開きます。

    説明
  8. brackets メソッドを編集して、最後の行 return null; を以下のように変更します。

    return "[" + input + "]";
  9. transformation.xml タブをクリックし、変換エディターに戻ります。

    説明

    詳細ペインは、brackets メソッドが customerNum のデータ項目に関連付けられていることを示しています。

    この brackets メソッドは、ターゲットシステムに送信される前にソース入力で実行されます。

  10. TransformationTest.java ファイルで JUnit テストを実行します。詳細は、「変換テストファイルの作成と JUnit テストの実行」 を参照してください。

    Console ビューには、JSON 形式の出力データが表示されます。

    {"custId":"[ACME-123]","priority":"GOLD","orderId":"ORDER1","origin":"Web",
    "approvalCode":"AUTO_OK","lineItems":[{"itemId":"PICKLE","amount":1000,"cost":2.25},
    {"itemId":"BANANA","amount":400,"cost":1.25}]}
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