第11章 新規 Camel XML ファイルの作成
概要
Apache Camel は、camelContext 要素が含まれる XML ファイルにルートを保存します。新しい Fuse Integration プロジェクトを作成する場合、ツールはデフォルトでプロジェクトの一部として Apache Camel コンテキスト (XML) ファイルを提供します。
必要な事前設定済み namespace およびテンプレート camelContext 要素が含まれる新しい Camel XML ファイルを追加することもできます。
手順
新しい Apache Camel コンテキストファイルをプロジェクトに追加するには、以下を実行します。
図11.1「Camel XML ファイルウィザード」 に示されるように、メインメニューから File
New Camel XML File を選択し、Camel XML File ウィザードを開きます。 図11.1 Camel XML ファイルウィザード
RouteContainer で、新規ファイルの場所を入力するか、デフォルトを使用します。
をクリックして、適切な場所を検索できます。
重要Spring フレームワークと OSGi Blueprint フレームワークでは、すべての Apache Camel ファイルをプロジェクトの
META-INF
またはOSGI-INF
フォルダーの特定の場所に配置する必要があります。-
Spring -
projectName/src/main/resources/META-INF/spring/
-
OSGi Blueprint -
projectName/src/main/resources/OSGI-INF/blueprint/
-
Spring -
File Name に、新しいコンテキストファイルの名前を入力するか、デフォルト (
camelContext.xml
) を受け入れます。ファイル名にはスペースや特殊文字を含めることはできません。また、JVM 内で一意でなければなりません。
Framework では、デフォルトを使用するか、ルートが使用するフレームワークを選択します。
- Spring — Spring コンテナーや OSGi 以外のコンテナーでデプロイされるか、スタンドアロンアプリケーションとしてデプロイされるルート用の [default]
- OSGi Blueprint — OSGi コンテナーにデプロイされるルート用
-
Routes: 読み込み既存の
camelContext
に追加できるルート用
Finish をクリックします。
新しいコンテキストファイルがプロジェクトに追加され、ルートエディターで開かれます。