第6章 Insights Image Builder を使用したクラウドプラットフォームでの RHEL カスタマイズイメージの起動
6.1. カスタマイズした RHEL イメージの AWS での起動
カスタマイズした RHEL イメージを AWS クラウド環境で起動できます。
前提条件
- RHEL サブスクリプションがある。
- AWS アカウント を作成している。
- カスタマイズした RHEL イメージが正常にビルドされていて、新しいインスタンスを起動する リージョンと共有 されている。
- ビルドした RHEL カスタマイズイメージが同じ AWS インテグレーションアカウントと共有されている。
- AWS インテグレーションアカウント を Hybrid Cloud Console に追加している。
- "Launch on AWS User" ロールが割り当てられている。ユーザーにロールを割り当てる方法 を参照してください。
手順
- Hybrid Cloud Console にアクセスします。
- Red Hat Insights > RHEL > Inventory > Images をクリックします。
- パブリッククラウド環境で起動するイメージを見つけて、Instance 列の をクリックします。Launch ウィザードが開きます。
Account and customization ページで、以下の手順を実行します。
- Select account ドロップダウンメニューから、使用するアカウントを選択します。
- Select region ドロップダウンメニューから、インスタンスを実行するリージョンを選択します。
オプション: Select template ドロップダウンメニューから、使用するテンプレートを選択します。
テンプレートを指定しない場合は、デフォルトのセキュリティーグループでイメージを起動します。デフォルトのセキュリティーグループが、SSH トラフィックを許可していることを確認してください。
- Select instance type ドロップダウンメニューから、インスタンスタイプの設定を選択します。
Count フィールドで、起動するイメージの数を選択します。 をクリックします。
起動しようとするイメージが多すぎると、ウィザードによって通知されます。AWS アカウントに十分なリソースがあることを確認してください。
注記AWS アカウントにデフォルトの Virtual Private Cloud (VPC) とセキュリティーグループが必要です。これらがない場合は、AWS サポートに連絡して再作成してください。
SSH key authentication ページで、以下のいずれかのオプションを選択します。
- Select existing SSH public key。Select public key ドロップダウンメニューから、既存の SSH 公開鍵を追加します。
- Add and save a new SSH public key。新しい SSH 公開鍵の名前を入力し、新しい SSH 公開鍵ファイルをドラッグまたはアップロードします。 をクリックします。
- Review ページで、イメージ起動プロセスの詳細を確認し、 をクリックします。
検証
- Launch ウィザードには緑色のチェックマークが表示され、System launched successfully というメッセージが表示されます。
-
インスタンスが実行していることを確認するには、画面に表示される
ssh
コマンドをターミナルにコピーし、インスタンスに接続します。
実行中のインスタンスを停止するには、AWS コンソールのドキュメントを参照してください。